- とちのき
- とちのき【橡・栃】トチノキ科の落葉高木。 山地の沢近くに自生, また庭木・街路樹とすることもある。 葉は大形の掌状複葉で長い柄につく。 五月頃, 枝先に円錐花序を立て, 白色で紅斑のある四弁花を多数つける。 果実は倒卵円形で, クリに似た赤褐色の種子が一個ある。 種子からデンプンを採り, 材は家具や器具に用いる。 マロニエは近縁種。 とち。〔「橡の花」は ﹝季﹞夏, 「橡の実」は ﹝季﹞秋〕
Japanese explanatory dictionaries. 2013.
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